株式会社スノーピーク（新潟県三条市）が北海道羅臼町と地域活性化に向けた包括連携協定を締結

北海道羅臼町の湊屋稔町長（写真左）とスノーピークの山井太会長（写真右）

株式会社スノーピーク（新潟県三条市）は８日、北海道羅臼町と地域活性化に向けた包括連携協定を締結した。同社の地方自治体などとの包括連携協定締結は２３例目、世界自然遺産の町との締結は今回が初めてとなる。

羅臼町は日本の北東端に位置し、世界自然遺産の知床に代表される世界有数の自然に囲まれた町。知床の豊かな恵みを受け、一年を通して多種多様な海の幸を獲ることができ、特に、羅臼昆布やエゾバフンウニ、秋鮭、鱈などが有名である。観光においては、夏には野生のクジラやイルカを鑑賞でき、冬には流氷や野鳥観察など、年間を通して様々な野生動物との遭遇を楽しむことができる。

今回の包括連携協定を機にスノーピークは、２０２０年より羅臼町と取り組んでいる「知床羅臼野遊びフィールド」の更なる魅力向上や、プロモーション強化などを推し進める。また、世界自然遺産の町ならではの知床羅臼のロケーションや、地形を活かしたサステナブルな野遊びコンテンツの開発、羅臼町の海産物の活用などの連携も深めていくという。さらに、世界有数の野遊び環境を守るため、環境教育や知床の自然保護活動を行うなど、持続可能な取り組みに寄与していく。