新潟の「2ブランド」がコラボした焚き火ポンチョが誕生
山谷産業(三条市)が10月にアウトドア用品ブランド「TSBBQ」から発売
株式会社山谷産業(三条市)は10月4日、アウトドア用品ブランド「TSBBQ」から、焚き火やグランピングなどアウトドアシーンで活躍する焚き火用のポンチョ「焚火mino」を発売する。サイズは120×140cm、重量は約500g。カラーは、レッド・マスタード×キャラメル・ブラック。素材は毛67%、アクリル33%で、価格は1万6000円(税抜)。
燃えにくい糸「難燃糸」を使用した焚き火にも使えるニットポンチョで、ニット製品メーカーである五泉市の有限会社サイフクとのコラボレーション商品になる。
従来アウトドアで焚き火は人気がある一方で、火の粉で衣類に穴があくことも多かった。こうしたなか、「焚火mino」では「難燃糸」を使うことで、実用性とファッション性を兼ね備えた製品となっている。持ち運ぶ紐は、燕三条の帆布と革を使用し、燕三条のブランドである「TSBBQ」とのコラボが実現した。
「TSBBQ」は、三条市の株式会社山谷産業がリリースしているスタイリッシュなバーベキュースタイルを提案するブランドで、これまでホットサンドメーカーやローストスタンドなどを発売。「焚火mino」は第6弾商品になる。
有限会社サイフクの拠点である五泉市は約250年前から絹織物の生産が始まり、織物からニット製造へと発展し、日本一のニット産地。「mino」はサイフクのオリジナルポンチョブランドであり、シンプルで高いデザイン性が特徴で、全国のデパートや雑貨店、展示会などで評判となっている。
女性に限らず男性も使いやすいサイズ設定&3色展開で、これから秋のアウトドアシーズンに活躍することが期待される製品だ。
発売日は、オープンファクトリーイベント「燕三条 工場の祭典」に合わせている。この日は、山谷産業本社併設ショップ「村の鍛冶屋」で焚き火をメインとしたオフィシャルレセプションが予定されており、ここでお披露目となる。