黒岩宇洋衆院議員(新潟3区選出)が次期衆院選に向けて新潟県新発田市で事務所開き
新潟3区選出の衆院議員、黒岩宇洋氏(立憲民主党)は9日、次期衆院選に向けて新潟県新発田市内で事務所開きを行った。
事務所開きには立憲民主党国会対策委員会の安住淳衆院議員が出席し、「岸田首相は、個人としては新しい資本主義の模索や、『分散』へ重きを置こうという気持ちは滲み出ている。しかし、後ろに安倍氏や麻生氏がいて本当に実現できるのか。次の若い世代にちゃんとした日本を引き継ぐために、(立憲民主党は)責任のある野党になっていかなくてはならない。その中で、黒岩氏は重要な役目を果たしている」と激励した。
また報道陣の取材に対し「(新潟3区は)日本有数の激戦区で、相当競ると思う。斎藤洋明氏は若く、運動量もあるので強力な対抗馬。(黒岩氏は)保守層を取り込める度量を持てば、選挙も安定すると考えている。個人的には、保守基盤の強い村上市でどれだけ獲れるか注目している」と語った。
黒岩氏は囲み取材の中で「(3区内を戸別訪問した際には)やはり過疎や若い人の流出などの暗い話が多い。特に『コロナ禍で孫の顔も見ることができない』というような閉塞感のある声を多く聞く。こうした鬱憤を晴らすような選挙にしなければならない。(有権者には)現状の自民党でいいのか、それとも新たな政策を打ち出している人間に投票するのか、という二者択一をしていただきたい」と話した。