新潟2区から次期衆院選に立候補を予定している細田健一衆院議員が燕市内で事務所開き
新潟2区から次期衆院選に立候補を予定している細田健一衆院議員が9日、燕市内で、事務所開きと、当選に向けた祈願(神事)を行った。
事務所開きには、県議、市議、支援者などが参加した。冒頭あいさつに立った選対本部長で県議の桜井甚一氏は、自民党の現職2人(細田健一氏、鷲尾英一郎氏)が新潟2区の公認を求めていた問題について言及。
「7日に(自民党新潟県連の)小野峯生幹事長立ち会いのもと県議5人が鷲尾さんと顔を合わせ、鷲尾さんから『自民党を割る気はさらさらない』という言葉があった。また昨日(8日)、県連の選対委員会が開催され、(新潟2区の細田氏を含む)新潟1区から6区までの公認候補が全会一致で決定した」と語っていた。
さらに鷲尾氏については、来週月曜日に幹事長と政調会長が党本部に行き、比例北陸信越ブロックの最上位(1位)にするよう上申する予定になっているという。
一方、決意表明に立った細田氏は、「(経済産業副大臣として)鈴木力市長、桜井県議と燕市の産業界を活性化させることについてお話しさせていただいている。最初は、多数いるコロナ禍で苦しんでいる企業を1社でも多く、そして従業員を1人でも多く救うことに力を入れたい。さらにその先に、日本でも有数のものづくりの産地である燕市がますます輝くように力を尽くしていきたい」と語った。
また農業や医療問題についても語った。このうち農業については、「安心してお米づくりに取り組める、子供に農業を継いでほしいと自信を持って言える環境づくりに力を尽くしていきたい」と語っていた。また今年の米価低迷で多くの米作農家が厳しい状況におかれているなか、「国が責任を持って農家の収入減少について補填していくように取り組んでいく」と話していた。
新潟2区からは細田氏のほか、国民民主党公認の高倉栄氏、共産党公民の平あや子氏が立候補を予定している。