新潟6区から次期衆院選に立候補を予定している梅谷守氏が妙高市内で事務所開き
新潟6区から立憲民主党公認で出馬を予定している梅谷守氏は9日、妙高市内で事務所開きを行った。会場には妙高市内の支援者などが集まった。
近藤貞夫元新潟県議会議員は挨拶で、「1週間選挙が早まってもいまの自民党の人気は上がらない。今度は3回目の挑戦だ。前回2017年は約2,200票差で現職の高鳥氏に敗れたが、無所属だったので比例復活はなかった。今度こそ、この戦いを勝ち抜く。糸魚川と十日町市で、1,000票ずつで2,000票の上乗せになる。妙高市でも1万票を出すのが目標だ」と話した。
秋山三枝子新潟県議会議員は「梅谷さんとのご縁は上越市でのNPO活動で知り合った。約8年前に国政を目指された時に、『女性の議員を出したい』と私にお声がけをいただいた。上越市、妙高市、糸魚川市で女性議員が増えてきたが、そのきっかけを作ってくれたのは梅谷さんだ」と話した。
最後に梅谷氏が決意表明を述べ、「4年前に2,200票で涙をのんだ。無所属で出たので比例復活もできず、あの票がいわゆる“死に票”となったことが一番苦しかった。4年前の11月にもう一度チャレンジすると記者会見を開いてからは、特にバッジはないが、あるくらいの期待を背負っていると感じ、それに恥じないようにやらなければならないと強い決意でやってきた」と語った。
さらに、「いよいよ集大成の時が来た。政治は買ってなんぼの世界だ。すでに第4コーナーを回った。残された期間、精一杯戦うのでみなさんのお力を貸していただきたい。また、政権交代を目指していく。新潟6区の1議席が政権交代の一翼を担うに違いない」と話した。
新潟6区をめぐっては、自民党現職の高鳥修一衆議院議員が5期目を目指すほか、風間直樹前参議院議員が新潟6区から立候補することを改めて表明しており、風間氏の出馬によって三つ巴の戦いとなる見通しだ。
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