上越市長選立候補予定者の野澤朗氏が新潟県上越市内で総決起大会を開催

前上越市副市長の野澤朗氏

10月31日投開票の新潟県上越市長選に立候補を予定している前副市長の野澤朗氏は9日、新潟県上越市の上越文化会館で700人規模の総決起大会を開催した。

来賓として出席した高鳥修一衆議院議員は挨拶で、「日を追うごとに野澤さんの陣営の勢いが上がってきている。10月31日がゴールになったが、お互いに1位でゴールに入れるように私も頑張るが、私は全面的に野澤さんを応援させていただく。野澤さんと相手候補の公開討論会の映像を見たが、即戦力は野澤さんだ」と話した。

また、同じく来賓として出席した上越市の村山秀幸市長は「次の市政を担う人を選ぶのが次の選挙だ。今、2人が立候補しているが、まさに、1人であっても、5人であってもその中から選ぶのは野澤さんだけだ」と話した。

最後に野澤氏が決意表明。「5月21日に副市長を辞する時は大きな決断だったが、私の中では、『市長でなければできないことがある』という思いひとつだった。41年間の市役所生活の中で、やり残した思いがあった。とりわけ、16年前の市町村合併では担当課長として、深い話をしてきた。合併した13町村の思いや夢や希望を勝手ながら私の胸にお預かりしたと思っている。今それが実現されているかという思いにさせられる」と述べた。

さらに、「市内でたったひとりであるリーダーの市長が市民に語りかけて、メッセージを出すことが大事だ。夢と希望を持って新しい上越市へ向けてまちを作り上げていきましょう」と呼びかけた。

上越市長選をめぐっては、野澤氏のほか、元上越市議会議員の中川幹太氏が立候補を表明しており、中川氏は8日には、出馬が取りざたされていた元上越市長で現在上越市議会議員の宮越馨氏と政策協定を締結したと発表。その結果、野澤氏と中川氏の一騎打ちとなる構図となりそうだ。

高鳥修一衆議院議員

上越市の村山秀幸市長

最後は「ガンバローコール」で締めた

会場には約700人が駆け付けた

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