新潟6区から次期衆院選に自民党公認で立候補予定の高鳥修一衆院議員が上越市内で事務所開き
新潟6区選出で自民党現職の高鳥修一衆院議員は10日、次期衆院選に向け、上越市内のホテルで事務所開きを行った。会場には支援者など約70人が集まった。
選対本部長で上越商工会議所会頭の高橋信雄氏や選対幹事長で県議会議員の楡井辰雄氏のほか、来賓として上越市の村山秀幸市長、妙高市の入村明市長、糸魚川市の米田徹市長や、斎京四郎新潟県議会議員、桜庭節子新潟県議会議員などが出席した。
髙橋選対本長は冒頭、「今まで準備してきたことをこれからしっかりと展開していく。車で例えるならば、今まで暖機運転をしてきたが、これからはアクセルをいっぱい踏んで前へ進んでいく」と挨拶した。
楡井幹事長は「私たちの目的は高鳥代議士の小選挙区での当選を目指すことだ。国、県、市が同じ方向を向いていないとうまくいかない。閣外協力という美辞麗句でいくのか、閣内で調整をしながらいくのかが問われる選挙だと思っている」と話した。
高鳥衆院議員は決意表明で、「いよいよ選挙まで10日となった。日頃、国会で仕事があり、その分、『相手候補に比べて顔が見えない』とご心配を頂いている。厳しい選挙であると覚悟している。課題が山積のこの新潟6区からたった1人しか選ばれない代表が政権に繋がっていない人だとこの地域は大きく遅れてしまうと大変危惧をしている。故郷の継続的な発展のために何としても勝ち上がらなければならない。いよいよ『新潟から国を動かす』を合言葉に粉骨砕身戦うことを固く決意している」と語った。
また、終了後に行われた取材で報道陣に対して、新型コロナウイルス感染症対策として、「(自民党として)選挙後に大型の補正を組んでしっかり対応する」と話した。
新潟6区をめぐっては、高鳥衆議院議員のほかに、2017年の前回衆院選で現職の高鳥氏に2,200票差で敗れた立憲民主党公認候補予定の梅谷守氏が3度目の挑戦となる。さらに、風間直樹前参議院議員が新潟6区から立候補することを改めて表明しており、風間氏の出馬によって三つ巴の戦いとなる見通しだ。
【関連記事】
高鳥修一衆議院議員が森山裕国対委員長を招き国政報告会を開催(2021年9月11日)
新潟6区から次期衆院選に立候補を予定している梅谷守氏が妙高市内で事務所開き(2021年10月9日)