複合型商業施設「ナチュレ片山」が新潟市東区にオープン
健康にこだわりのセレクトショップを全国発信
複合型商業施設「ナチュレ片山」が9日、新潟市東区の卸団地にオープンし、午前9時30分からオープンセレモニーが開かれた。
ナチュレ片山は、片山商事(新潟市・片山政博社長)が「セルフ片山」に変わる新コンセプト「健康と環境にこだわった商品構成、店舗づくり」の店舗として長く計画されていた。「安売りはせず、世界中から最高のものを集める」という方針が徹底されている。
敷地面積903坪に木造2階建、売り場面積が1F449坪、2F419坪という大型店舗はフィンランドからの輸入材を使用したログハウス。ログハウスとしては日本最大の規模という。
1Fの「食と酒」のフロアには、有機無農薬農産物、全国から集めた知られざる美味、こだわりの冷凍食品などが並ぶ。片山社長らが日本全国や海外を回って集めた逸品ぞろい。日本酒、ワインは低温貯蔵庫に保管されている。いずれも食べる人の健康に配慮された商品ばかりだ。
2Fの「片山エイト」には、住環境を取り巻く商品が並ぶ。デンマークのプレミアム家具「フリッツ・ハンセン」、同じくデンマークの照明器具メーカー「ルイス・ポールセン」など“新潟初上陸”はもちろんのこと、全国的にも非常に出店が少ないプレミアムなハイブランドが目を引く。このほか、IWATA(寝具)など、人々の快適な住環境を突き詰めた商品構成になっている。
フランクリンメソッド(エクササイズ)の教室やカフェなどもあり、「食」「睡眠」「運動」「リラクゼーション」など人の健康にまつわるすべてを網羅するアイテム構成といえる。
セレモニーで片山社長は、「この建物は100年維持できると聞いています。でしたら店の営業も100年続けていきます。ナチュレ片山の構想は30年来のもの。この日を迎えて感無量です」とあいさつした。
またデンマーク大使館からトーマス・クリステンセン公使参事官、フィンランド大使館からアリ・ホンカネン一等書記官も来賓として参会した。