新潟県上越市で50歳代男性に対し新型コロナウイルスワクチンの誤接種が発生

感染症対策・薬務課の星名秋彦課長

新潟県は11日、上越市と協力して設置・運営を行なっている大規模ワクチン接種センター(上越市)において、ワクチンの誤接種が発生したと発表した。

誤接種があったのは9日13時ころで、場所は新潟県厚生農業協同組合連合会上越総合病院。

接種したのは上越市在住の50歳代男性。男性は8月22日に1回目(ファイザー)を接種。その後9日に2回目(モデルナ)を接種した。男性は2回とも同じ会場で接種したが、この会場は日によって接種するメーカーが異なる。本来の予定日に行くことができず、メーカーを勘違いしていた可能性があるという。接種後、交付済証を見た職員がロッドナンバーシールを見て、1回目と2回目の色が違うことに気づき、誤接種が発覚した。

接種の際、事前に接種履歴を確認すべきところ、ミスにより見落としていたことが原因と考えられることから、再発防止策として、今回の事例を全スタッフで共有するとともに、全スタッフへの事前説明会の実施および当日業務開始前における注意喚起を行う。

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