岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)が業績予想を修正

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は11日、9月14日に公表した業績予想を修正したと発表した。

2022年3月期第2四半期の業績予想において、売上高を93億円から83億8,000万円に(△9.9%)、営業利益を3,000万円から△3億8,000万円、経常利益を10億円から6億6,000万円(△34.0%)、親会社株主に帰属する純利益を7億円から4億円(△42.9%)にそれぞれ修正。

また、2022年3月期通期の業績予想において、売上高を197億円から175億円(△11.2%)、営業利益を2億円から△3億円、経常利益を16億円から11億円(△31.3%)、親会社株主に帰属する純利益を10億円から7億円(△30.0%)にそれぞれ修正した。

米菓業界においては、昨年の巣ごもり特需の反動減が続いており、特に第1四半期の売上金額の縮小は顕著であり、第2四半期においても影響が残り回復が遅れている。

こうしたなか、同社では、販売面で家飲み需要への対応や若年層の開拓に注力し、第2四半期での反転に努めたものの、新商品・企画品などの投入が今秋以降にずれ込む見通しのなか、第2四半期において第1四半期の落込みをカバーするに至らなかった。

損益面においても、生産金額の減少や原材料費の上昇などから製造原価が高止まった。

第3四半期以降については、トップシーズンであり最低限前年を上回る売上高の確保を目指し、新商品投入などの販売活動を強化していく。

なお前年の売上高を、収益認識会計基準などを今期と同様に引き直して比較すると以下の通りになるという。

前年第1四半期(44億8,300万円)
当年第1四半期(41億9,200万円)
前年第2四半期(42億6,100万円)
当年第2四半期(41億8,800万円)

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