にいがた総おどり祭が今年も開幕、16日まで
国内外から約250団体、1万5000人の踊り子が集結
14日、新潟の夏を締め括る「にいがた総おどり祭」が今年も盛大に始まった。
18回目を数える今年の会場は、万代シテイ、新潟駅南口、古町、ふるさと村など、新潟市内全9箇所。今年も新潟県内、全国、そして海外から約250団体、1万5000人の踊り子が集まるにいがた総おどり祭。観客動員は例年20万人を数えるという。
「心を込めて踊ること」のみを参加条件とするにいがた総おどりは、フラダンス、バレエ、ヒップホップ、チアダンス、アフリカのダンス、よさこいなど踊りのバラエティが豊かなことが特徴で、自由な空気と観客の温かさ、盛り上がりなどが県内のチームはもとより、県外チームからも参加の大きな要因となっている。
フランスから踊るために来県したチームも「若者の交流の機会になれば」と、初日からスタッフや観客にも声をかけ、踊りを楽しんでいた。
14日のフィナーレには、にいがた総おどりから誕生し、新潟の文化としても広まっている踊り「下駄総踊り」が、古町6番町・7番町を1000人規模で踊り歩く「下駄総踊り行列」として演舞が行われた。
多彩な振り付けと、色鮮やかな衣装、そして踊り子たちがふみならす下駄の賑やかなリズムに、訪れた人たちは惜しみない手拍子を送り歓声をあげていた。
万代シテイでは冬の食のビッグイベント「にいがた食の陣」ともコラボした飲食ブースも登場している。また15、16日のフィナーレでは観客も飛び入りで参加できる「総踊り」も予定されている。
天候に恵まれた3連休。見て、声をかけて、食べて、踊って、五感で新潟の祭りを楽しんでみてはどうだろう。
【にいがた総おどり祭】
開催日/年9月16日(土)~18日(月祝)
公式サイト:https://www.soh-odori.net/