新潟県が9月補正予算の概要を公表

豚コレラ対策の事業費などを計上

新潟県は18日、9月補正予算の概要を公表した。増額補正する予算額は19億5100万円で、補正後の今年度予算額は、1兆2630億200万円となる。

9月24日から10月11日まで行われる「9月県議会」に上程される。

補正予算における主な事業は以下の通り(一部抜粋)。

【山形県沖地震への対応】
・村上地域観光緊急誘客対策事業
(634万5000円を新たに計上)…山形県沖を震源とする地震による観光産業への影響を最小限にとどめるため、村上市が実施するキャンペーン事業を支援する。
・耐震改修などの補助金(1962万5000円を増額補正して予算額を6997万円に)…山形県沖を震源とする地震により被災した住宅の修繕に対して、村上市が実施する補助事業を支援する。

【豚コレラ対策】
・農林水産業総合振興事業(既決予算で速やかに対応)…豚コレラの感染ルートとなるイノシシなどの野生動物の養豚場への侵入を防止するため、特別豪雪地帯の養豚農場周囲への侵入防止柵設置経費の一部を補助する。
・豚コレラ緊急対策特別事業(346万4000円を新たに計上)…県内養豚農場での豚コレラの発生を防止するため、養豚農場の緊急一斉消毒を実施する。
・家畜保健衛生所の大型機器整備事業費(600万円を新たに計上)…豚コレラに感染した豚の殺処分に必要となる電殺器を整備する。

写真はイメージです

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