新潟市立内野小学校(新潟市西区)でフッ化物洗口の際、誤って手指消毒用アルコールでうがいをする事案が発生

新潟市教育委員会は13日、市立内野小学校(新潟市西区)で、フッ化物洗口の際に誤って手指消毒用アルコールを配布し、生徒24人が口に含む事案が発生したと発表した。

事案が発生したのは13日8時25分ころ。1年生のクラスにおいて紙コップに洗口液を入れて分配する際、消毒液のボトルが近くに置かれていたことから、洗口液と間違えて児童へ分配。児童24人が消毒液を使ってうがいを実施した。

その後、生徒が液を吐き出したあとに担任が誤りに気がつき、液を飲み込んだ生徒がいないことを確認したのちに全員を医療機関へ受診させた。24人のうち15人が頭痛や口の中の違和感、喉の痛み、腹痛などの症状を訴えたが、14日には全員が通常通り登校しているという。

学校では、作業台には必要のない物品を配置しないことや、洗口前に担任が匂いを確認するなどの項目を実施マニュアルに加えること、また、消毒液のボトルを色の異なる物に変更するなどの再発防止策を実施するとしている。

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