新潟県が新型コロナウイルス感染症の警報を解除
新潟県は15日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、警報を解除することを決めた。これを受けて警報は解除された。注意報や警報、特別警報が発令されていない状況にになるのは、昨年11月11日に注意報が発令されて以降、約11ヶ月ぶりとなる。
花角英世知事は。「9月16日に特別警報が解除されて以降、感染者数は減少。この1週間余りは1桁台の感染数数で、いったん落ち着いてきた。このような状況下、専門家の皆さんの意見を聞き、本日をもって警報を解除した」と話した。
ただ、「(コロナ禍以前の)2年前の生活に戻るという意味ではなく、引き続き注意していかなければならない」とし、警報解除に伴うお願いについても語っていた(下の写真参照)。
一方、国が、「大人数での会食を伴う会合」や「結婚式」において、感染対策と経済活動の両立を目的に、「ワクチン/検査パッケージ」を導入する代わりに制限(定員50%、着座形式)などを緩和する実証実験の提案を都道府県から募集しているが、今月11日に新潟県も応募した。
現在、国が選定審査中だが、選定後、国や関係者との協議を踏まえ、具体的な実施計画を策定していくという。
なお実証実験は50〜100人の規模を想定していて10月から11月にかけて行われる。