日本維新の会公認の石崎徹氏が、同党女性局長の石井苗子氏を招いて「新潟維新の会設立準備会並びに石崎徹総決起大会」を開催
19日に公示となる見通しの次期衆院選に新潟1区から日本維新の会公認で立候補予定の石崎徹前衆院議員が15日、新潟市中央区のホテルで「新潟維新の会設立準備会並びに石崎徹総決起大会」を開催した。
会場に集まったのは石崎氏の支持者や日本維新の会の党員ら100人。感染症対策などを考慮し、人数を限定しての開催となった。
会には石崎氏と堀口太志選対本部長、ゲストとして日本維新の会女性局長で参院議員の石井苗子氏が出席。冒頭の挨拶で堀口選対本部長は「彼の2度目の選挙から一緒に戦っている。色々問題はあったが反省し、今回4度目の選挙に挑みます。優秀なのに少し脇が甘かったりと人間臭い男。何とか彼を男にして国政に送り出したいという思いで本部長になった。これからの彼の行動を見てほしい。県民のことを思って戦ってくれるはずなので、今一度皆様の応援をよろしくお願いします」と支援を訴えた。
石井氏は、「昨日の衆議院解散のニュースを見たが、日本維新の会としては万歳ができなかった。コロナ禍で苦しむ国民の皆様の現状を考えたら、こんな時になぜ万歳なのかと。政治が変わらないと日本の未来は変わらない。『今の生活や社会の変化に合わせた制度に変えていけないのなら、この国は沈没します』と(日本維新の会の)松井一郎代表も言っていた。今こそ日本大改革という言葉を使って、小手先だけでなく抜本的に制度を変えていかなければいけない。新潟維新の会の設立準備をしていただいているということなので、ぜひ田中角栄氏がいた新潟から、日本が生まれ変わるような政策を立ててくれる、その先頭に立ってくれるような石崎徹さんであってほしい」とエールを送った。
さらに「私は剣道をやっている。石崎さんについての話を色々聞いたが、会ってみたら絶対に私の方が強いと思った」と話し会場を盛り上げた。
最後に石崎氏がおよそ30分にわたって挨拶。「皆様にご迷惑をかけ反省の思いで過ごした2年の間、さまざまなご意見をいただき、改めてふるさと新潟をもう一度成長軌道に乗せる力になりたいと思った。ポスターに初志貫徹という言葉を掲げているが、日本維新の会の政策はまさに私の初志。改革なくして分配なし、改革なくして成長なし。だからこそ一番に改革を訴えていく。投票率が6割だとすると投票に行かない人は4割。その人たちは政治を諦めてしまったのだと思う。その人たちはもちろん、無党派層も取り込める選挙をしていきたい」と抱負を語った。また、私生活では結婚していたことを明かし、生まれ変わった自分を見てほしいと話した。
大会出席者の中には若い人の姿も見られた。30歳代の男性は「同世代ということもあり共感する点があり応援している。社会が変わってほしいので、変えてくれると期待している」と話していた。
60歳代の男性は「10年ほど前、昭和大橋で立っていた彼を見て、若者が頑張っているなと思い声をかけて以来支持している。党は変わったがこれまでと変わらず支持するつもり。若さで頑張ってほしい」と話していた。