海洋高校の生徒が開発した鮭魚醤「最後の一滴」がイオン新発田店に登場
同校の生徒が24日まで販売
新潟県立海洋高校(新潟県糸魚川市)の生徒が開発した鮭魚醤「最後の一滴」が、新潟県新発田市のイオン新発田店に期間限定で登場し、話題を呼んでいる。
海洋高校では産官学連携事業により、株式会社能水商店(糸魚川市)の協力のもと、高校生のアイデアによる地域の水産資源を活用した新商品を開発するとともに、製造・販売活動を行っている。そうしたなか、イオンでは、海洋高校の販売活動に協力して、県内外の各店舗で、同高校生徒による商品販売に協力してきたが、県北地区のイオンで行うのは初めて。24日まで。
期間中、生徒たちが2013年に開発した鮭魚醤「最後の一滴」を始め、魚醤を添加することで美味しく加工した魚醤漬け「サーモンの切り身」、「いか一夜干し」などを販売している。また、試飲、試食も行われる。さらに、1学期の航海実習で漁獲したカジキを地元糸魚川市の酒蔵の粕漬けで漬けた「カジキ粕漬け」を限定販売している。
取材に訪れた時も、来店客の質問に丁寧に答える生徒の姿や、熱心にクラウドファンディング(概要は下記に記載)への協力を呼び掛ける姿が見られた。
同校は明治31年の開校以来、県内唯一の水産海洋教育を行う学校として、水産業、海洋関連産業に携わる多くの人材を育成してきた。
【クラウドファンディング概要】
内容/鮭魚醤「最後の一滴」のレシピパンフを作成したい!Supported by 糸魚川信用組合
支援金額/1000円から
返礼品/最後の一滴や、加工品などの詰め合わせセットなど
サイト/https://mottainai-motto.jp/project/detail/542
【イオン新発田店での販売 概要】
日時/
9月20日から24日 10時から18時(最終日は15時に販売終了)
※海洋高校生徒による販売実習は21日から24日
場所/イオン新発田店 1階食品売り場
内容/
新潟県産5種の魚醤の試飲、いか一夜干し、サーモン切り身、糸魚川産天然もずくの試食など
【関連記事】
新潟県立海洋高等学校で「海洋丸」の竣工式が行われる(2019年4月23日)
https://www.niikei.jp/15251/