菊田真紀子氏の総決起集会が新潟県三条市内で開催
19日に告示される衆院選に新潟4区から立憲民主党公認で立候補予定の菊田真紀子氏の総決起集会が16日、新潟県三条市内で行われた。来賓の三条市の滝沢亮市長、田神町長の佐野恒雄町長、国会議員のほか、自治体議員、支援者などが参加した。また見附市長、加茂市長、長岡市長から祝電が届けられた。
菊田氏は「総理大臣が国会で118回も嘘(虚偽答弁)をつくから、それ以上に部下である官僚は嘘を重ねなければいけない。大臣室で金銭を授受した人が今は自民党の幹事長。(しかし、)野党がバラバラではいつまで経っても自民党政治に真っ向から勝負できない。野党が頑張るしかない。本気で力を合わせて政権を変えていかなければならない」と語った。
また、これまでに取り組んできた地元の課題(7・13水害、医療、中小企業の活性化など)のほか、新型コロナウイルス感染症などについても語った。新型コロナウイルス感染症については、「誰がこの国の総理大臣をやっても難しかったと思うが、1年半が経過した。(自宅療養者の孤立問題や患者受入の体制確保など)検証して反省をしなければいけない。そのもとでこれから先の第6波に備えていくことが大切」などと語っていた。
このほか、非正規雇用の問題、農業問題(米価下落など)、地方創生についても言及。農業では「戸別所得補償制度をもう一度復活し新潟県の農業、日本の食料安全保障を守っていきたい」と語り、地方創生については「中央政権に依存して太いパイプがなければ何もできないという政治を変えていきたい」と話していた。
なお新潟4区には7期目を目指す菊田氏のほか、自民党新人で前三条市長の国定勇人氏が立候補を表明している。