自民党公認の高鳥修一氏が同党の高市早苗政調会長を招いて総決起大会と街頭演説
10月31日投開票の衆院選新潟6区の自民党現職で5期目を目指す高鳥修一氏は17日、「たかとり修一総決起大会」を上越市内で開き、高市早苗政調会長が応援に駆け付けた。総決起大会の模様はYouTubeによるライブ配信が行われた。また総決起大会の終了後には、市内のかに池交差点で街頭演説を行なった。
この日は、上越市長選候補予定者の野澤朗氏や市議会議員補欠選候補予定者の木南和也氏のほか、選対本部長の髙橋信雄上越商工会議所会頭、自民党新潟県議団団長の石井修新潟県議会議員、参議院議員選候補予定者の小林 一大新潟県議会議員などが挨拶した。
挨拶に立った高鳥氏は、「私、高鳥修一は高市先生をお支えするという意味で、この度政調会長代理に就任をさせていただきました。本格的な仕事はこの選挙が終わってから言うことでありますが是非ともこの一戦勝ち抜いてこれからも高市先生をお支えしたい。そういう気持ちでいっぱい」と語った。
続けて、「領土、領海そして国家の主権、誇りを守るのは当たり前のことです。このことを最も強く主張されたのが高市先生。また素晴らしいなと思うのはプライマリーバランスの黒字化を一時凍結しても積極的な経済政策をやるべきだと宣言をされた。例えは悪いかもしれませんが私の理解ではこのプライマリーバランス黒字化というのは孫悟空の頭についている金の輪みたいなもの。何かやろうとした時に例えば財政出動これをやろうとした時にこれが頭を締め付ける。締め付けるために需要の拡大もできなければ成長もできない、そういう状況がもう10年20年と続いています」と話していた。
一方、「新潟から国を動かす、そしてもう一つは国民の痛みがわかる政治家」ということを強調。具体先としては、返済不要の給付金、地方に対する経済対策などをあげていた。また地方においては危機管理体制をしっかりと進めていくとし、保倉川放水路の整備や、上越を雪に強い克雪モデル都市に育て上げたい考えなどを語っていた。
また、応援弁士として壇上に立った高市早苗自民党政調会長は「高鳥修一さんは私と国家観が全く一致する。そして、経済政策が全く一致する唯一といっていいほどの同士だ。国の究極の使命は、国民の生命と財産を守り抜くこと、そして領土領海領空、資源を守り抜くこと、さらには国家の主権と名誉を守ることだ」と話した。
さらに、「実は総裁選挙で高鳥修一さんが真っ先に私を支援すると声を上げてくれた。切羽詰まった状況の中で、ほぼ勝ち目のないと言われたそんな中で真っ先に『高市早苗を応援します』と堂々と表明してくださったのが高鳥修一さんだ。ちょっと涙が出ました。友情とは言いましてもこんなに厳しい人はいない。メールで叱りつけるんです。私が弱音を吐いたら、『そんなことを言っいてるようじゃ日本の国家経営を任せられない』というようなことだ」と語った。