44年間続く「民謡 舞踊 歌謡 華の競演」が新潟市で開催
民謡、舞踊、歌謡を披露
約50の舞踏会・個人が出演し、民謡、舞踊、歌謡を披露する「2019年 第44回 民謡のさかい 民謡 舞踊 歌謡 華の競演」が22日、新潟県民会館大ホールで開催された。
主催は民謡舞踏歌謡 華の競演実行委員会。その責任者である民謡のさかい・坂井重平氏は、(公財)日本民謡協会師範教授を務める。また坂井氏が会主をつとめる「新潟民謡愛好会」は全国大会で過去5回の優勝を果たしているほか、「日本民謡大賞」で「審査員特別賞」を受賞したこともある。さらに、米国ニューヨークのカーネギーホールに出演したほか、米国フロリダの、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの野外ステージで開催された日米文化交流民謡・民謡フロリダ大会に出演したことがある。
午前10時に樽きち会の「樽砧(新潟市の中心部に伝わる木樽を用いた踊りなどの伴奏法)」で開演した「華の競演」は、午後4時半まで行われ、出演者たちは、民謡、舞踊、歌謡を披露していた。筆者が取材で会場にいた1時間ほどの間(午前)にも、出演者が次々と登場し、舞踊、演歌、中森明菜さんの「DESIRE」などを披露していた(動画でそのダイジェスト版を配信しています)。
また合間に、坂井氏が「越後追分」「忠臣蔵」などの唄を披露したほか、「新潟民謡愛好会」が「新潟おけさ」や「佐渡おけさ」を披露、さらに演歌歌手の朝日奈ゆうさんの特別ステージなども行われた。
新潟県内各地では、国民文化祭関連のイベントが相次いで開催されているが、華の競演の会場では、日本人の心の故郷である民謡、舞踊、歌謡に酔いしれ、そして大いに盛り上がっていた。
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