12の遊びが登場 万代あそびフェスティバル2019が開催
伝統的な遊びからフランス生まれのカプラまで登場
「かるたグループ」「餅つきグループ」「カプラRブロックグループ」などのボランティアグループで構成する「児童育成・万代クラブ」(会長=植木信一新潟県立大学教授)は23日、万代あそびフェスティバル2019を新潟市児童センター(新潟市中央区)で開催した。
会場内には、「おりがみ」「将棋」「オセロ」「カプラ」「こま」など12の“あそび”を体験できるコーナーなどが登場。将棋やオセロの有段者に挑戦する子供たちの姿や、けん玉、こま、紙芝居など昔ながらのあそびを楽しむ子供たちの姿などが見られた。
また今回は、児童育成・万代クラブに所属するグループだけでなく、地元企業関係者も参加。このうち東北電力は、自転車発電体験や、おえかきエコバックのコーナーを出していた。
同じサイズの板を積み重ねていき、建物や乗り物、動物など作るフランス生まれの木製ブロック「KAPLA®ブロック」。ブロックを慎重かつ丁寧に積み上げていく作業では集中力が養われる。また複数人数でつくるナイアガラの滝(完成後に崩すと、滝が流れるようにゆっくりと崩れていく)などの作成では協調性が育まれるという。
なお児童育成・万代クラブでは月1回、大人向けの「カプラブロックの日」も設けている。
キャンドルづくり。自分の好みで材料をアレンジしてキャンドルをつくる。自分だけでのオリジナルキャンドルをつくれることから、人気のイベントだという。
【写真⑤】色とりどりの材料。この中から自分の好みのものをアレンジしていく
このほか、「おもちゃびょういん」のコーナーも登場。壊れて持ち込まれたおもちゃを丁寧に修理していた。
万代あそびフェスティバルは毎年9月23日に開催している。例年、万代公園と新潟市児童センターの2会場で開催しているが、今回は強風の影響で、新潟市児童センターに集約して開催した。