新潟県競馬厩舎跡地(新潟市北区)が株式会社ナガワへ売却、レンタル用ユニットハウスの流通拠点として利用
新潟県議会は18日、県所有地の県競馬厩舎跡地(新潟市北区)を、株式会社ナガワ(東京都千代田区)へ売却することを承認した。面積は5万7,477平方メートルで、2018年以降の県有地の売却としては最大面積となる。売却額は、2億7,382万円。
ナガワでは購入した土地を、主に工事現場で事務所などで利用される同社のユニットハウス「スーパーハウス」のレンタル用の流通拠点として利用。造成工事は福田道路株式会社(新潟市中央区)が請負う予定で、今年10月下旬より工事に着手、2022年6月に開所を目指す。現在、新潟市東区にある既存の集積地から移転する形になる。
同社新潟営業所によると、ユニットハウスは2020年2月ころより全国的に病院からの問い合わせが増加しているという。短期に居住スペースが確保できる利点から、工場や飲食店、また地震などの被災地での利用も増えており、今回の土地購入は保有棟数の増加に対応する意味もある。なお、同社のレンタル用商品の保有棟数は、全国で約10万棟。
【新潟県競馬厩舎跡地】