新潟県が台風17号の被害状況を発表(25日9時現在)
(赤字は24日発表の前報からの追加箇所)
新潟県は25日、台風17号による被害状況(25日9時現在)を発表した。それによると、新潟市で2人、燕市で1人、上越市で1人のけが人が出た。
新潟市では80代男性が強風に煽られ転倒し、頭部打撲および血種の軽傷を負ったほか、80代女性が強風に煽られ転倒し頭部切創および脳内出血の重傷を負った。燕市では60代男性が強風で勢いよく閉まった窓に左手親指を挟み骨折(重症)した。上越市では80代女性が強風に煽られ転倒し、左大腿骨骨折の重傷を負った。
新潟市(27棟)、長岡市(調査中)、新発田市(1棟)、十日町市(1棟)、上越市(7棟)、佐渡市(7棟)で、育苗・栽培施設(パイプハウス)などに破損被害が出た。
新潟市(143・5ha)、長岡市(調査中)、三条市(9・3ha)、新発田市(1・5ha)、加茂市(25・5ha)、上越市(0・6ha)、阿賀野市(調査中)、佐渡市(278・5ha)、聖籠町(0・2ha)で農作物への被害が出た。農作部別では、長ねぎ、だいこん、かぶ、にんじん、大豆、かき、いちじく、日本なし、西洋なし、りんごなど)が出た。
このほか、聖籠町で県施設に被害が出たほか、佐渡市で防潮工の一部が破損した。