自民党の甘利明幹事長と日本維新の会の松井一郎代表が来県し街頭演説

自由民主党の甘利明幹事長(新潟4区にて)

衆院選告示から2日目の20日、自民党の甘利明幹事長と日本維新の会の松井一郎代表が来県し街頭演説を行った。

自民党の甘利明幹事長は新潟1区、3区、4区で応援演説をした後、5区では総決起大会に出席した。

このうち4区の応援演説で甘利氏は、「日本が世界に誇るものづくりのまち。私が外国の首脳に会う時に渡す物でいちばん喜ばれるのが燕三条で作られた製品だ」と話し、会場を盛り上げた。

続けて、「今回の選挙は政権選択選挙と言われている。勝った党から総理大臣が出る衆院選はすべて政権選択選挙。絶対に負けられない。自民党と公明党が紡いできた価値観を守っていくために、(新潟4区は)難関な選挙区でもあるので幹事長としてやって来た。あと一息。皆様の後押しをぜひお願いしたい」と市民へ訴えていた。

一方、日本維新の会の松井一郎代表も20日夕方、新潟駅前で応援演説を行った。松井代表は、「岸田総理も枝野さんも共産党も分配(給付金)が大事という。コロナで厳しい状態だから分配しましょうと。しかし分配するための財源というのは岸田総理や枝野さんがポケットマネーで出すわけではない。皆さんの税金。赤字国債なんだからいつか償還する必要がある。借金しないほうがいいに決まっている」などと語った。

続けて、「分配する方法は2つで、ひとつは成長して税収を上げていくことだが至難の技。もうひとつは努力でなんとかなる。それはお金の使い方を見直していくということ。我々は、既得権益に流れているもの、役所の中で優遇厚遇されているものを徹底的に見直し、大阪で借金せず(給食費の無償化などに)分配してきた。大阪でできたのだから、まずは改革で税金をどれだけ生み出せるのか一度やってみましょう。コロナで困窮している人を助けるのは当たり前の話だが、安易な国民へのツケ回しでは無責任すぎる」などと訴えていた。

日本維新の会の松井一郎代表

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