株式会社MGNET(新潟県燕市)、 事業環境づくりに活かせる具体性のあるアウトプットを探究する民間シンクタンク設立へ

ビークルでは事業環境づくりに活かせる具体性のあるアウトプットを探究していく

ものづくり、ことづくり、まちづくりに関わるブランディングデザインを展開している株式会社MGNET(新潟県燕市、 マグネット)は、 燕三条地域をはじめとする新潟県全域を対象とした民間シンクタンク「事業環境創造研究所 Business Environment & Environmental Creation Laboratory=通称 BEECL(ビークル)」を近く設立する。

所長はMGNET代表の武田修美氏が務め、連携研究員としてアントレプレナー学の研究などを行っている新潟大学経済科学部伊藤龍史准教授と、人材育成や経営戦略に着目した産学協同プロジェクトや研究などを進めている昭和女子大学グローバルビジネス学科高木俊雄准教授が就任。今後も大学関係者や実業家など、専門性を持った研究員を随時募集していく予定。

研究については、設立初年度はMGNET施設内に研究所を設け、 オンライン環境とオフライン環境を活用しながら研究活動を行っていく。具体的には、新潟県燕三条地域をはじめとする新潟県全域において事業環境づくりを目指した研究を行うほか、地域に根付いた情報や事例にもとづいた研究を行い、事業環境づくりに活かせる具体性のあるアウトプットを探究していくという。

設立の第一歩として「シンクタンクの設立および研究の可能性」と題したラウンドテーブルミーティング(円卓会議)を12月日18時から20時までFACTORY FRONT(新潟県燕市)で実施する。円卓会議は、 基調講演やセミナー方式ではなく、 一つの議題をもとにホストやゲストを含めた参加者同士がフラットに議論を深め合うもので、この円卓会議を今後の研究活動への手がかりにしたい考えだ。

定員は20人(3テーブル 6、 7名を検討中)で現在、BEECL の研究に興味を持っている人を対象に参加者を募集中。ミーティングについての問い合わせ先は、電話(0256-46-8720)またはメール(support@mgnet-office.com)となっている。

武田所長は報道資料の中で、「MGNETはこれまでの事業を通じて、 識り(しり)、 学び、 考えることを続けて参りました。 10年の活動期間を経て、 地域資源を活用した事業や地域産業との関わり合いが日に日に増えるなか、 MGNETのサービス提供範囲をさらに拡充し、 一層の品質向上を図っていくための方法として、 MGNET附置の研究所であるシンクタンク「BEECL」の設立に至りました。 この10年間で展開してきたDO(実行、 実施)のみに留まらず、 今後はTHINK(思慮、 研究)にも積極的に着手し、 行動へと繋がる思考の根拠と哲学の深度を増大させることを追究します。 BEECL をつうじて、 燕三条地域はもとより新潟県全域までをも包含したナレッジシェアリング(知識共有)を可能にし、 更なる地域経済への貢献を目指して参ります」とコメントしている。

 

◎ビークル 研究内容

・地域資源や地域産業に必要とされる情報デザインの在り方の探究およびサービスドミナントロジックの応用。
・学習指導要領に沿った地域学習やデザイン教育に関する民間サポートの在り方の探究。
・地域資源や地域産業への活用を目的としたSDGs事業プロデュースの在り方の探究と目標達成状況の視覚化。
・市場や価値観の変化に適合するビジネスやコミュニティの自律的デザインの探究など。

 

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