安倍晋三元総理、片山さつき参議院議員、西村康稔前経済再生担当大臣が相次いで新潟県内入り
衆院選公示日から初の週末となった23日、自民党の安倍晋三元総理と片山さつき参議院議員、西村康稔前経済再生担当大臣が相次いで新潟県に来県し、街頭演説を行った。安倍元総理は午前中に上越市入りし、約700人(主催者発表)の支援者が詰めかけた。
安倍元総理は「コロナウイルスとの闘いに終止符を打つのは、ワクチンと特効薬だ。ワクチンは外国製であっても国内で作られるようにしていく。もうひとつは飲み薬の特効薬で、現在開発が進んでいて最終段階にある」と新型コロナウイルス対策を話した。
続けて、「傷んだ地方経済を再生し、活性化していくことも大切だ。安倍政権時代に思い切った財政対策を行ったが、その結果、失業率は2.8%でG7の中で最も低い水準に抑えることができた。経済における政治の最大の使命は雇用を守っていくことだ。自民党が2012年に政権を奪還した時、正社員の有効求人倍率は0.52倍だった。そこで、アベノミクスで挑んだ結果、統計史上初めて、正社員の有効求人倍率が1倍を超えた。『安倍政権時代に格差が広がった』と野党は言っているが、これは誤りだ。ひとり親の子どもの大学進学率も上がり、(雇用が増え)女性も300万人が働き始めた。65歳以上の人も仕事がある状態になった」と話した。
その後、午後に片山参議院議員が上越市入りし、街頭演説を行ったほか、夕方には西村前経済再生担当大臣が上越市入りし、室内で演説した。西村前経済再生担当大臣はコロナウイルス感染症対策について語った。