「2019年北京国際園芸博覧会」の日本展示館に「錦鯉」の水槽が登場
9月27日から29日まで新潟の関係者が設置
中国で開催されている「2019年北京国際園芸博覧会」の日本展示館に、9月27日から29日まで、新潟県が発祥地である「錦鯉」の水槽が登場した。
水槽での錦鯉鑑賞の認知向上などを目的に、長岡・小千谷「錦鯉発祥の地」活性化推進協議会が企画し、熱帯魚や錦鯉水槽のレンタル&メンテナンスを提供する株式会社アクアリゾート(新潟市東区)が水槽を設営展示した。来場者からは、「これはなんの魚か?」「今までに見て事がない、綺麗な魚だ」「池(日本庭園内に池がありそこに50cmの錦鯉が泳いでいる)にいる魚と同じなのか」といった感想が聞かれたという。
アクアリゾートの平澤和久氏は、「日本から多くの錦鯉が輸入されているが、まだ一般的には認知度が低いと感じた」と出展した感想を述べていた。mataさらに、「中国北部は(池が凍るため)池での飼育ができないので日本の繊細なデザインを織り込んだ水槽で新潟の錦鯉を鑑賞してほしい」などと期待を語っていた。
なお、活性化推進協議会では、水槽の展示だけでなく、中国語、英語で制作した「日本発祥の地・農業遺産の認定地」のパンフレットを配布したという。
2019年北京国際園芸博覧会の資料によると、2019年北京国際園芸博覧会は中国・北京市延慶区で今年4月から10月7日まで開催されている。会場の面積は(大阪花博の約7倍にあたる)約960ヘクタールで、約80カ国が参加している。中国では1600万人(20%は海外から)の入場者を目標に掲げている。
日本展示館には1日平均6000人の来場があり、休日には1万人以上の来場がある。
日本展示館
https://urbangreen.or.jp/info-support/international/expo2019beijing_japanexhibits