支払い事務処理を怠ったとして新潟県佐渡市の教育委員会職員を懲戒処分
新潟県佐渡市は25日付けで、支払い事務処理を怠り、関係団体などへの支払いを遅延させたとして同市教育委員会の職員を懲戒処分とした。
処分を受けたのは佐渡市社会教育課地区教育事務局に勤務する40歳代の係長で、戒告処分により主任に降任となる。また、監督者である課長補佐級職員も訓告処分となったことも合わせて発表した。
当該職員は、2021年度子ども会補助金(12件、8万5,400円)、地区分館補助金(10件、20万3,200円)および分館長会議に係る費用弁償(12件、1万3,750円)の支払い事務処理を怠り、関係団体などへの支払いを遅延させた。
この件に関して佐渡市教育長は「このたびは、子ども会や地区分館の関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、また、市民の皆さまの信頼を著しく失墜させましたことを、深くお詫び申し上げます。今後は、再発防止のための職員教育を徹底し、皆様からの信頼回復に向けて取り組んでまいります」とコメントした。