健康マージャン大会に全国から300人 村上市 国民文化祭、障害者芸術・文化祭
10歳から88歳まで交流深め
全国の麻雀愛好家らが集う「全日本健康マージャン交流大会inむらかみ」が先月29日、パルパーク神林で開かれ、プロ、アマ、障害の有無を問わず、子どもからお年寄りまで約300人(10歳から88歳)が参加。競技のほか、プロ雀士との交流やアトラクションなどを楽しんだ。
新潟県が大会会場となった天皇陛下御即位記念「第34回国民文化祭・にいがた2019」「第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」のプログラムの一つとして開催された同マージャン交流大会は、大分県豊後高田市で初めて開催され今年が2回目。脳トレによる健康寿命の延伸や多くの人との交流を目的に開かれている。
当日は、高橋邦芳村上市長、黒岩宇洋、斎藤洋明両衆議院議員、県議、市議などを来賓に迎え開会式が行われた。高橋市長が「全国から村上へようこそ、日ごろの成果を十分発揮されるとともに、参加者同士の交流を深めていっていただきたい」とあいさつ。75卓がずらりと並んだ会場には熱気がこもり、観客と審判員、スタッフらが見守る中、選手300人が対戦相手を入れ替えながら4半荘の合計得点を競った。視力に障害のある選手には点字牌が用意された。
全国麻雀段位審査会の山岸次雄理事長は「参加者には思い出に残る楽しい大会にしていただき、麻雀のすばらしさを全国に持ち帰り、伝えていってもらいたい」と話していた。
村上新聞2019年10月6日号