岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)が本社機能を創業の地に移転

新社屋の玄関

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は9月24日から本社機能を従来の新潟県長岡市浦9750番地から同市飯塚2958番地に移転した。移転した場所は、創業の地の近くで同社の飯塚工場が併設している。本社を移転することで業務効率の向上などを狙う。

新社屋は、同社としては初のショールームを1階に併設した。ショールームは広く、白を基調にした清潔感あふれる空間。創業当時水飴を生産していたことなどの同社の歴史を紹介するパネルのほか、グループ会社の商品ラインナップを展示している。また、新本社敷地前には同社の直売所もある。

同社グループの商品がずらりと並ぶショールーム

同社の歴史を紹介するパネル

同社の槇大介専務取締役は「今まではショールームがなかったので、直接工場に来てもらうしかなかった。ショールームを活用して、取引先などへ弊社の説明ができ、理解が深まることになると思う」と話す。

同社は1947年創業。創業者の言葉に「農産物の加工品は原料より良いものができない」があり、日本の米100%にこだわり、米の香りがする商品をお届けするため、同業他社がやっていない丸粒の米の製粉から手掛けているのが大きな特徴。一貫してこだわりの高品質の米菓づくりに注力している。

新社屋敷地内にある旧岩塚小学校の校門

新本社敷地内にある大規模工場

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