ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)にあるアジア最長のジップツアーをにいがた経済新聞記者が体験取材

新潟県妙高市にある通年リゾートのロッテアライリゾートでは、冬はもちろんスキーヤーやスノーボーダー賑わいを見せるが、トップシーズンの冬だけでなく、春から秋にかけても様々なアクティビティーが用意されている。その中でも人気が高く、全長1,501メートルでアジア最長のジップツアーをにいがた経済新聞の記者が体当たり取材した。

ロッテアライリゾートのジップツアーは、同リゾートのスキー場がある大毛無山の西側950メートルの地点から東へ対角線上に710メートルの地点まで一気にくだるイメージで、高低差は240メートルある。

あらかじめ、地上で専用のガードを装着した後、スタッフからブレーキのかけ方などのレクチャーを受け、地上のデモンストレーション場でブレーキのかけ方を練習した。

その後、標高950メートルまでゴンドラで上がっていった。同リゾートのスタッフによると、標高950メートルとは長野県の軽井沢と同じくらいだということである。ジップツアーの最も高い場所ではマンションの40階かビルの30階と同じくらいだという。

スタート地点はかなり高い

体験取材のこの日は秋晴れとなり、絶好のジップツアー日和だった。筆者のほかに、市外県外から来た女性2人組が2組いた。料金は1回6,000円と高額である。

スタート地点に立つとさすがに一瞬立ちすくんだが、ここは「気合だ」と思い直し、一気にスタートを切った。昔、遊園地のフリーフォールに乗って落下した時に一瞬息が止まる気がしたのを思い出した。

別の参加者の様子

ジップツアー中は、宙に浮いて空を浮遊している気分になった。景色は良く見ればすごいのだが、「眺める」という余裕はなかった。両手でハンドルをしっかり握り、自分の体重を支えなければならないので必死だった。

恐怖感もあったが、それ以上にアドレナリンが出ていたと思う。終わってしまえばあっという間の2分強だった。体験取材をした結論的には、貴重な経験をしたという感じだ。バンジージャンプよりも手軽に「空を飛んでいる感」が味わえるだろう。絶叫マシンが好きな人で、興味のある方はぜひ一度体験してもらいたい。

ゴール地点からの眺め

ゴール地点から新潟県上越市高田地区を望む

(文・梅川康輝)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓