極上の美味から貴重な体験ツアーまで。 魅力たっぷりの山形県小国町のふるさと納税の返礼品 (山形県小国町)

山形県小国町のふるさと納税

小国町のふるさと納税

小国町の豊かな自然が育んだ、とっておきのふるさと納税返礼品。
2回目の今回は、特にオススメの逸品を、小国町産業振興課・小松諒さんに紹介してもらった。

 

つやつやと輝く小豆色の肉に、サシが細かく入った美しい霜降り

米沢牛

○米沢牛/短角牛加工品

人気はやはり小国町産米沢牛。返礼品を出荷する小国町の渡部畜産は、牛の飼育から販売まで一貫して行い、稀少な短角牛を山形県内で唯一育てる「牛のプロ」。麦とくず米の炊き餌に、米ぬかと地元の桜川酒造の酒粕をブレンドした独自の飼料を牛に与え、消化時の内臓への負担を軽減する。

市野沢放牧場

夏には涼しく、澄んだ空気の標高約700メートルに位置する広大な牧場に放牧するため、牛はストレスフリーでのびのびと駆け巡り、高品質の肉質を持つ牛に成長していく。甘味のある脂で、柔らかく肉汁たっぷりだ。 また赤身の色が濃く、噛むほどに肉のうま味があふれる小国町産短角牛のソーセージは小国町の返礼品の中でも特に人気だ。肉自体のうま味が強いため「すき焼きでも、最初は生卵をつけずに、そのままで味わってみてほしいんです」と小松さん。年越しや新年の祝いの席のごちそうになること請け合いだ。

ボロニアソーセージ

 

リピーターが多い小国町産のわらび

わらび

○わらび

小国町の返礼品でも、特にリピーターが多いのがわらび。山形県は春の山菜わらびの生産量が日本一であり、全国シェア50%以上(※)を誇る。小国町には九つのわらび園がある。小国町のわらびは太くて食べ応えがあって、柔らかくておいしいと特に評判だ。

返礼品でもわらびはいくつか種類があり、『採れたて山菜 生わらび』はあく抜き用重曹付き。「採れたて山菜 あく抜きわらび」はすでにあく抜き済みのため、届いたらすぐ食べられるのがうれしい。『採れたて山菜セット 生わらび+季節の山菜2〜3品』は、生わらびにあく抜き用重曹と、コゴミやウド、タラの芽、細竹、行者ニンニクなどから2〜3品が付く。

おひたしだけでなく、白和えなど和え物や炒め物、みそ汁、サラダにも重宝するわらび。いずれのセットも個数限定であり、申し込みは2022年4月30日まで。発送は5月中旬〜6月中旬予定。

※農林水産省「特用林産物生産統計調査(平成30年)」、山形県「山形県特用林産物生産統計調査(平成30年)

マタギが育てる地鶏の鍋セットも

山形地鶏の鍋

○『おぐに地鶏鍋セット』

「やまがた地鶏」は山形県内の愛好家が保存してきた貴重な「赤笹シャモ」と、大型で肉質に優れたプリマスロック種などを三元交配し、2005年に誕生。一般の鶏肉の倍以上の120日以上をかけ、豊かな自然の中で平飼いし、丁寧に育ててから出荷する。

『おぐに地鶏鍋セット』は、歯応えがよく、コラーゲン豊富でコクと上品なうま味が特徴の『やまがた地鶏』のモモ・胸肉と手羽元、モツのセットだ。

返礼品を手掛ける「おぐに地鶏フーズ」の経営者はマタギ。小国町の土地を生かし、森の暮らしを後世に伝え、山の恵みを分かち合い、森で「いのち」をつなげるために「やまがた地鶏」の飼育を始めた。

マタギの育てた地鶏の鍋を囲み、小国の山や森に思いを馳せれば、体も心も温まりそう。

3種類の自慢の米の食べ比べセット

お米食べ比べ

○小国町産米「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」

飯豊連峰の雪どけ水と、盆地特有の寒暖差でおいしく育つ小国町のお米。炊きあがりのつやが抜群の「つや姫」は適度な甘味と粘りが特徴。2018年に本格デビューした新ブランド米「雪若丸」は粒感がしっかりしている。「はえぬき」はすっきりした味で冷めてもおいしいと評判。「つや姫」と「雪若丸」の食べ比べセットもある。新潟のお米との違いをぜひ楽しんでみてほしい。

小国町自慢の地酒を飲み比べセットで

小国桜川純米吟醸小国米飲み比べ2本セット720ml×本

○桜川酒造の酒

桜川酒造は約300年の歴史を持つ小国町唯一の酒蔵。ほとんどの工程を人の手で行っている。中でも糀造りにはこだわり、完成までの3日間は職人が泊まり込みで約2時間おきに温度管理をする。この糀と、山形県のオリジナル酵母「山形酵母」で丁寧に造られた酒がそろう。

代表銘柄「小国桜川」は、地元の人に昔から愛されている。返礼品には小国町産の酒米「美山錦」「出羽の郷」を使った酒や、酒袋から自然に落ちる雫を集めた大吟醸、飲み比べセットなどもある。

日本伝統のクロモジをハーブウォーターや精油に

クロモジ

○クロモジ製品

クスノキ科の落葉低木で、枝は高級楊枝の材料としても有名なクロモジ。抗菌・消炎作用に優れ、リフレッシュ効果もあり、枝や根を煎じて生薬にも用いられている。小国の森で育ったこのクロモジを、ハーブウォーターや精油、お茶、サシェ、シューズデオドライザーにした商品も人気だ。

ミストスプレー

小国の天然水を使ったハーブウォーターはルームスプレーとしても最適。やわらかな甘さと爽快感を合わせ持つ森の香りで癒やされる。

 

個数限定! 小国の森で作られる山ぶどうやアケビ、クルミのかごバッグ

つる細工(手持ち)

○白い森おぐにのつる細工 個数限定

女性に絶大な人気を誇る、地元の人が編んだ貴重な山ブドウやアケビやクルミのかごバッグも返礼品にある。今や貴重な伝統工芸品だが、小国町でも昔から森でとれたアケビのつるやクルミ、山ブドウの樹皮で編み上げたつる細工が作られてきた。秋に採取したつるを編むのは、冬の手仕事として農家に代々伝わってきたものだ。

使い込むほど手になじみ、風合いを増すかごバッグは、和装にも洋服にも合う一生モノ。ぜひ返礼品で手にいれてほしい。

またつる細工講習会は、2022年1月19日から21日まで開催される。

 

小国町ならではの体験ツアーパックも返礼品に

雪山トレッキング(体験ツアーパック)

つる細工体験(体験ツアーパック)

○体験ツアーパック

小国町ならではの貴重な体験ツアーのパックも魅力的だ。

『マタギと行くスピリチュアル雪山トレッキング』(3月第1週土日予定※変更の場合あり)は、一泊二日でマタギと森をハイキング、メープルサップ採取体験、火祭り、ウサギ狩り模擬体験、雪山尻滑り体験などを通して、自然への感謝を感じるツアー。

『小国デジタルデトックスツアー』(6月〜10月末予定)は、スマホなどから身を離し、日本で最初に「森林セラピー基地」に認定された小国町温身平(ぬくみだいら)で、アテンダントと共にトレッキングなどの森林セラピーを体験。温泉入浴も付いているのがうれしい。

家族で楽しみたい『小国の実りでBBQ・バンガロー宿泊体験』(6月〜10月頃)は、広葉樹林の中のバンガローに宿泊し、昆虫採集や植物観察、釣り、キャンプファイヤー、バーベキューを体験。忘れられない家族の思い出になる。

小国町観光協会主催の「つる細工講習会」に参加する「自分でつくるつる細工体験」(1月中旬以降予定※変更・中止の場合あり)は、地元講師が完成するまでしっかり教えてくれる。

ここに紹介したのは、魅力的で個性的な小国町のふるさと納税の返礼品のほんの一部。他にもまだまだ気になる商品がたくさんある。詳しくはぜひ、小国町のふるさと納税で検索を。

小国町のふるさと納税

 

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