自民党の岸田文雄総裁(内閣総理大臣)が新潟駅南口広場で街頭演説
自民党の岸田文雄総裁(内閣総理大臣)が28日、衆院選(新潟市が含まれる新潟1区から4区と比例)の応援演説のため新潟市を訪れ、新潟駅南口広場(新潟市中央区)で街頭演説を行なった。
岸田総裁は、新潟1区から4区までの候補と比例北陸信越ブロックから立候補している鷲尾英一郎氏を紹介しつつ、「(新潟1区から立候補している)塚田さんを含めた5人の候補と日本の未来を切り拓いていきたい」と語った。
また新型コロナウイルス感染症対策について言及。「新潟県でも百数十人の感染者が確認される大変な時期もあったが、皆さんの協力によって、足元では感染者数が低く抑えられている」と述べる一方で、「私の内閣においては油断しない。ワクチン接種(予防)、検査体制の充実、医療体制(治療)の確立をしっかりと進めていく」と語っていた。具体的にはワクチン接種で3回目接種の開始、検査体制で無料検査枠の拡充、医療体制では口から飲める治療薬の実用化などに取り組んでいくと語った。
経済政策では、「新潟の経済を大きくしていくことは大事なこと。しかし、競争に任せると成長の果実を一部の人間が独占することになりかねない。一人一人に成長の果実が届かない。経済を大きくした後、政府と民間が協力して成長の果実を給与引き上げという形で実感できる経済を作っていかなければならない。などと語っていた。また、デジタル田園構想構想、農業(米価下落、農産品輸出など)、燃料費の高騰への支援などについても述べていた。
このほか、外交安全保障(北朝鮮のミサイル発射、中露の艦隊の合同艦隊訓練)などについても語っていた。