「新潟雪室そだち 粉雪ものがたり」が新発売

雪室珈琲(左)と雪室抹茶(右)

10月9日(水)より、新潟市内11店舗で販売開始

新潟県中小企業団体中央会(以下、新潟県中央会)は9日、新潟県菓子工業組合(以下、菓子組合)と
にいがた雪室ブランド事業協同組合(以下、雪室ブランド組合)とのコラボレーションにより生まれた新商品、「新潟雪室そだち 粉雪物語」の発表会を行った。また新商品は同日、新潟市内11店舗で販売が開始されている。

新潟県中央会は、新潟県の補助金を活用し、中小企業組合同士の連携支援による「地域経済の活性化」、新潟の魅力や新潟らしさを伝える「新潟ブランド」の発信を重点事業に掲げてきた。今回発表された「新潟雪室そだち 粉雪物語」はその一環として、2018年3月より菓子組合と雪室ブランド組合の連携による開発を支援してきたものだ。

「新潟雪室そだち 粉雪物語」は、「雪室珈琲」と「雪室抹茶」の2種類の味がある。ターゲットは、大人の女性。小麦・卵は使用されず、新潟県産コシヒカリの米粉を100%使用するグルテンフリー商品に仕上げられた。口の中で溶けるような食感は、まさに粉雪を口にしているよう。しかしコクもあり、飲み物なしでもおいしく食べられる。菓子組合の太田等理事長によると、同商品の開発には、菓子組合新潟支部のベテラン洋菓子職人でさえ何度も試作を繰り返す苦労もあったそうだ。

新潟県中央会の堀一会長は発表会の挨拶で、同商品が「新潟の銘菓として県内外の多くの人に愛好され、新潟県の菓子業界の活性化とにいがたブランドの発信につながることを期待しています」と述べた。

また雪室ブランド組合の佐藤健之理事長は、「雪室熟成商品は日本の80%の人が知らない。日本では雪の降る場所が国土の50%もあるものの、80%の人は雪の降らない場所に住んでおり、なかなか雪室を理解してもらえないという背景がある。しかしこうした事情を逆手に取ると、マーケットはふんだんにある。」と述べ、雪室ブランドによる更なるマーケット開拓を決意していた。

新潟県中小企業団体連合会・堀一会長の挨拶

【雪室珈琲・雪室抹茶】
主原料産地/「新潟県産コシヒカリ」の米粉
アレルギー物質(27品目中)/乳成分(小麦・卵不使用)
価格/800円(税抜)
内容量/6.5g×9個
賞味期限/60日
保存温度帯/冷所
取扱い店舗一覧/
新潟市中央区:百花園本店、ルーテシア、菓子舗田文
新潟市東区:港製菓、お菓子処 菜菓亭 松崎店
新潟市西区:道の駅 新潟ふるさと村、ガトーシェフ三昧堂、松月堂

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