造園業を営む藍庭(三条市)が作庭写真展を開催

手仕事で造り上げる庭で感動を

造園業を営む藍庭(三条市)は、創業10周年を記念した作庭写真展「藍庭 十年の手仕事と時間美展」を10月18・19の両日に開催する。会場は包丁工房タダフサ(三条市東本成寺27−16)。

洗練された技術と丁寧な手仕事に定評のある藍庭。4人の若手職人たちが、ひとつひとつに手間をかけ心を込めて庭を造り上げる。依頼者へのヒアリングから、場面にあわせた設計や四季を通して楽しめる庭木選びなど、藍庭にしかできないオリジナルスタイルを提案。その仕事は日本の伝統的スタイルから洋風スタイルまでと幅広い。

代表の畠弥真人さんは、三条市保内地区で植木業を営む畠園芸の5代目。庭づくりへの想いから10年前に独立し、数々の庭を手がけてきた。庭づくりについて、「庭という文化は人を豊かにしてくれる。手仕事で造り上げる庭で感動を届けたい」と語る。その想いをより多くの人々に知ってもらおうと、これまでの施工作品を紹介する写真展を企画した。

会場には作庭写真10点が展示されるほか、記念モニュメントも登場。また、台風で被害を受けた千葉県への災害チャリティーとして盆栽ワークショップを開催する。なお、会場となる包丁工房タダフサでは、展示される包丁を眺めるほかにも工場見学を楽しむことができる。

また、来春にはオープンガーデンを開催予定。実際に施工した庭を見てまわり、その空気感を感じてもらいたいという。

【藍庭 十年の手仕事と時間美展】
開催日/10月18日(金)、19日(土)
開催時間/9:00〜16:00
会場/包丁工房タダフサ(三条市東本成寺27−16)
入場料/無料

【盆栽ワークショップ】
職人直伝の盆栽づくり。諏訪田製作所(三条市)のハサミを使って、自分だけの盆栽を。器は陶器か小柳産業(三条市)の升から選べる。
開催時間/9:00〜10:00、10:30〜11:30、13:30〜14:30、15:00〜16:00
募集人数/各回先着5名
参加費/2000円
申し込み/藍庭090−4946−8010

盆栽ワークショップ

モニュメント製作のようす。右で行われているのは、土を層のように積み重ねていく版築とよばれる作業

(左)包丁工房タダフサの曽根忠幸代表取締役社長、(右)藍庭の畠弥真人代表

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