11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせて萬代橋(新潟市中央区)を1日から30日までブルーライトアップ
新潟県糖尿病協会と新潟県糖尿病推進会議は11月1日から30日夕刻から早朝まで、14日の「世界糖尿病デー」に合わせ、糖尿病啓発シンボル「ブルーサークル」になぞらえて、萬代橋(新潟市中央区)のブルーライトアップを行う。
これまでも萬代橋のブルーライトアップを行ってきており、平成26年度からはより多くの方に見てもらい糖尿病のこと伝えたいと、菖代橋やNEXT21のブルーライトアップを行ってきた。
世界中でも世界糖尿病デーに合わせ、有名な建築物などのブルーライトアップが行われて、日本でも世界糖尿病デー実行委員会と日本糖尿病対策推進会議と連携し毎年、全国各地でブルーライトアップが行われている。
国際糖尿病連合が発表した世界の糖尿病人口に関する最新の数字によると、2019年現在、予備群を含む糖尿病患者は4億6,300万人となり、2017年の総患者数より3,800万人増加。さらに2045年には約7億人に増加すると予測されているという。
全世界での糖尿病に関する医療費は2019年に7,600億USD(約83兆円)。これは、総医療費の約10%を占めており、世界経済の圧迫要因となっている。
日本を含むアジア・太平洋地域の患者数は1億6,300万人と10人に1人が糖尿病をもつ計算で、世界の患者数の35%が同地域に集中しており、糖尿病を原因とする死亡数も130万人と世界最多となっている。
糖尿病は、放置すると網膜症、心疾患、腎臓、神経、足病変などの重篤な合併症をもたらす疾患だが、世界の推定患者数のうち2人に1人は糖尿病と診断されずにいる。