新潟県と株式会社ロッテが「県民の健康づくりの推進に関する連携協定」を締結
県民の「噛むこと不足」の解消に向けて、ロッテと連携
新潟県と株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員 牛膓栄一)は15日、「県民の健康づくりの推進に関する連携協定」を締結した。
県では従来より、ひとりでも多くの県民が元気に健康長寿を実現するための取組みを進めてきた。しかし一方では、歯周病とその結果としての「噛むこと不足」になってしまう人が依然として多いことが、こうした取組みを阻害するものと認識していた。
そこで約1年半前より、「噛むこと」を通じた歯・口腔の健康づくりに関する知見やノウハウを持つロッテとの連携が模索され、今回の協定締結に至った。県とロッテが連携および協働していく事項として合意したのは、次の通り。
(1)歯・口腔の健康を通じた県民の健康増進に関すること
(2)「健康立県」施策に関すること
(3)「噛むこと」の大切さの普及啓発に関すること
(4)その他、目的を達成するために必要な事項
これらは、ロッテの持つ幅広い小売店等とのネットワークを活用することで、幅広い世代への周知が図られることも期待されている。
新潟県の米澤副知事は、「県民が健康で食べられる状態を続けるためにはロッテのノウハウは重要で、今回の協定も大変有意義なものとなる」と、これから始まるロッテとの連携に期待していた。
今後は、「噛むこと」を啓発するためのセミナーの開催や、県の歯科医師会の協力による啓発ポスターの設置などが順次行われていく見込み。