長岡市の「中之島産業まつり」に恒例のジャンボおにぎりがお目見え
コリヒカリ600kgを使用した高さ1・7mのおにぎり
約50の飲食ブースや直売所などが出展する「中之島産業まつり」が20日、長岡市の中之島コミュニティセンター周辺で開催された。
メインイベントは1989年にギネスブックにも登録された中之島産新米コシヒカリ600kg(10俵)でつくる「ジャンボおにぎり」。高さ1・7m×幅2・0m×厚さ1・0mある、このジャンボおにぎりは、早朝の米研ぎから始まり、総勢60人が参加して完成させていくそうだ。
この日は午前11時過ぎに完成。完成直後、一時崩れかけて、来場者をヒヤヒヤさせていたが、何とか持ちこたえた。
なお正午過ぎには、小さいおにぎりに握りなおして、来場者へプレゼントした模様だ。その数は、1万2000個(6000人前)にものぼるという。
また、まつりでは、「大口れんこん」をはじめとする地元農産物の即売会や特産品抽選会など様々なイベントが行われ、多くにの来場者でにぎわっていた。
なお長岡市のホームページによると、中之島の大口地区は、かつて石油や天然ガスが噴出し、稲作に不向きな土壌であった。だが、逆にれんこん栽培に適していることが分かり、以来90年以上にわたり、栽培が続けられ、「大口れんこん」は全国有数のブランドに成長している。真っ白な切り口と”シャキシャキ”とした歯ざわりが特徴という。