田辺工業株式会社(新潟県上越市)が2022年3月期第2四半期決算(連結)を発表、増収増益で、受注高も2割増加
田辺工業株式会社(新潟県上越市)は8日、2022年3月期第2四半期決算(期間4月1日から9月30日、連結)を発表した。
売上高は202億9,900万円(対前年同期比20.9%増)、営業利益は14億5,700万円(同32.8%増)、経常利益は15億200万円(同31.3%増)、親会社株主に帰属する純利益は10億1,500万円(同47.2%増)と増収増益だった。
同第2四半期連結累計期間において、同社グループが事業を展開する設備工事業界は、新型コロナウイルス感染症の影響下、公共投資は底堅い動きがあり、民間設備投資も持ち直しが見られるものの、投資判断は慎重な動きとなり、受注・価格競争は厳しい状況で推移した。こうした状況下、同社グループは顧客ニーズに合った設備の提案を積極的に行い、受注の確保・拡大に努めた。この結果、顧客の設備増強工事、プラント新設工事や定期修繕工事の受注に加え、環境負荷低減に向けた取り組みに関連する工事の受注が寄与し、受注高は257億5,000万円(対前年同期比20.2%増)となった。
売上高は、国内においては新型コロナウイルス感染症による施工環境への影響は少なく、工事の進捗が順調であったことや前期繰越工事の完成が寄与したことなどから増収202億9,900万円(同20.9%増)となった。
利益面は、売上高の増加に伴い増益となった。