飲食ブースなどが出店するバンダイ グラン マルシェが19、20の両日、新潟市中央区で開催
飲食ブースなど27ブースが出店するイベント「BANDAI GRAND MARCHÈ」が19、20の両日、新潟市中央区にある万代ビルボードプレイス(BP)横の“市道”で開催された。主催は、新潟交通、新交企画、新宣、ニューズ・ラインの4社で構成する「BANDAI GRAND MARCHÈ(バンダイ グラン マルシェ)実行委員会。国家戦略特区の規制緩和を活用した道路占用事業として、市道を会場にで開催したもので、市道には、ブース、生産者(農園)が食材を直接販売するコーナー、特設ステージなどが設けられ、多くの来場者で賑わっていた。
阿部農園(新潟市南区)は、同農園を営む阿部健太郎さんが、農園で収穫したばかりのシャインマスカットをPR。阿部さんは渡米して現地の農業に携わるなか、青空市場での販売経験を通じて、生産者と消費者の農産品への見方の違いを学んだという。阿部さんは「万代に足を運んだ様々な人たちに楽しみながら県産品の魅力を知ってもらいたい。また、今回のイベントを通じて万代全体がますます活気づいてほしい」と参加の意気込みを語っていた。
阿部農園では、シャインマスカットだけでなく、季節に合わせて桃やル・レクチェなども栽培しているという。
胎内市美味しい美術館は、同市と地域おこし協力隊のスタッフが、ブースに、地元の棚田で育った新米をはじめ、笹団子、くるみ、にんにくなど様々な農産品をずらりと並べてPRしていた。今年で地域おこし協力隊3年目の神田さんは、「農家の皆さんと地元ならではの家族のような感覚で、一緒になって地域を盛り上げていけることが魅力です」と地域おこし協力隊の魅力もPR。
SUZUGROUP(長岡市)が運営するFARM TABLE SUZU(新潟市中央区)は普段、ビルボードプレイス2階に店舗を構えている。この日は、胎内市や佐渡市の食材を用いた“発酵”をテーマにしたドリンク、2日間限定の枝豆と神楽南蛮を用い野菜の旨味と辛さが溶け込んだ特製カレーのほか、各種ディップソースを販売。さらに、店頭には阿賀野市の農家から仕入れたキャベツや枝豆が並べていた。