新潟県妙高警察署(新潟県妙高市)新庁舎の報道陣向け内覧会が開催

新妙高警察署の外観

新潟県妙高警察署(新潟県妙高市)では、旧庁舎の敷地内に建設していた新庁舎がこのほど完成し、10日に報道陣へ内部が公開された。13日9時から新庁舎での業務をスタートする。

1967年に建設された旧庁舎は老朽化が進んでいた。新庁舎の工事は2020年3月着工で、2021年8月31日に完了した。妙高市の新雪をイメージした白色を基調にした外観としたほか、鉄筋3階建てで、延べ床面積は旧庁舎より約2.5倍広い約2900平方メートルとなった。耐震性も従来より1.5倍となっている。

この日は、2階にある留置所や取調室、警察官が訓練する道場などが公開された。留置所は旧庁舎にはなかったトイレが個別に付いているほか、取調室は広さが6平方メートルから9平方メートルと1.5倍に広がった。また、2階の窓には逃走防止の格子が付けられている。3階には、剣道や柔道などを練習する道場(畳140平方メートル、板の間140平方メートル)がある。

来年の11月までに、旧庁舎を取り壊し、そこに駐車場を整備する予定で、総工費は17億円としている。同署の担当者は「今までは古くて狭いのがネックだった。これからは気軽にお越しになれる施設になれば」と話していた。

留置所の外観

留置所の内部。トイレがある

取調室の内部。奥に容疑者が座る

警察官が剣道や柔道などを練習する道場

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