新潟市の篠田昭市長が新春記者会見
新潟開港150周年記念事業が7月14日にキックオフ
新潟市の篠田昭市長は5日、新春記者会見を行った。
その中で、篠田市長は、「人口減少と超高齢化社会という厳しい現状の中、人口減少については新潟市として工業団地の造成、区画整理よる住宅を市全体でバランスを考えて前進させていく」と抱負を語っていた。
新年度に大きな注目を集めるとみられる新潟開港150周年記念事業については、「7月14日の海フェスタから始まるが、ふさわしいキックオフになるのではないか」と話していた。
現在、朱鷺メッセ近くにある旧万代島旧水揚場を、多目的広場として整備しているが、その広場については、「3月の酒の陣でデビューできる見通し。また、7月に始まる、水と土の芸術祭2018のメイン会場になる」と話していた。
現在整備が進められているJR新潟駅の高架化については、「ゴールデンウィーク前の4月に第一期開業となる。新幹線と在来線が同一ホームでの供用となり、大きな起爆剤になると期待している」と語っていた。
このほか、持続可能な予算にしていくための、行政改革プラン2015の前倒しなど行財政改革にも意欲を語っていた。
一方、上所駅と江南駅に関する質問に対し、「上所駅については来年にめどをつけたい。江南駅については、アンケートやデータをそろえて、JR東日本と情報を共有していきたい」と答えていた。
なお記者会見では、150周年記念事業などの詳細についても説明があった。
主な事業は以下の通り。
・NGT48が「1時間で押された最多手形ペイント」のギネスに挑戦(1056人以上で新記録、1月13日)
・1月13日、プレシンポジウム(1月3日)
・みなとまち新潟スイーツの開発(3月の完成・発表)
・Negiccoがラッピングバスをデザイン(7月運行開始)
(詳細資料)
http://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/koho_kaiken/index.files/kaiken180105.pdf