田辺工業株式会社(新潟県上越市)が2022年3月期第2四半期連結決算短信の記載内容に一部誤りがあったと発表
田辺工業株式会社(新潟県上越市)は12日、8日に発表した2022年3月期第2四半期連結決算短信の記載内容に一部誤りがあったと発表した。ただし、決算短信の数値データについて訂正はない。
具体的には、四半期決算に関する定性的情報および、四半期連結財務諸表と主な注記に記載の誤りが判明したもの。
経営成績に関する説明にある「『収益認識に関する会計基準』(企業会計基準第29号)などを第1四半期連結会計期間の期首から適用したことにより、従来の方法と比較し、当第2四半期連結累計期間の売上高は4億4,700万円増加した」という内容の数値を「4億2,400万円」に訂正。
続けて、「また、同社は新たな原価管理システムを第1四半期連結会計期間の期首から導入し、これを契機に新たな会計処理を採用したが、これにより、従来の方法と比較し、当第2四半期連結累計期間の売上高が32億4,500万円増加した」という内容を「19億4,500万円」に、「営業利益、経常利益並びに税金等調整前四半期純利益は4億3,400万円増加した」という箇所を「2億8,800万円」にそれぞれ訂正した。
さらに、四半期連結財務諸表に関する注記事項内の、収益認識に関する会計基準等の適用の「当第2四半期連結累計期間の完成工事高は4億4,746万5,000円増加し、完成工事原価は3億9,899万2,000円増加した」という箇所を、「完成工事高4億2,421万1,000円」、「完成工事原価3億7,573万8,000円」に訂正。
また一定期間にわたり充足される履行義務の、「第1四半期連結会計期間より、新たな原価管理システムの導入を契機にその他の工事の一部についても信頼性のある見積りが可能となったことから、これらの工事について、履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識する会計処理を採用している。この結果、従来の方法と比較し、完成工事高が32億4,526万3,000円増加し、営業利益、経常利益ならびに税金等調整前四半期純利益が4億3,401万5,000円増加した」という箇所を「完成工事高19億4,594万6,000円」に、「営業利益、経常利益ならびに税金等調整前四半期純利益2億8,840万7,000円」にそれぞれ訂正した。