「健康立県にいがた」に向けた第3回ヘルスプロモーションプロジェクト推進会議を開催
「食生活」「運動」「デンタルケア」「たばこ」「早期発見・早期受診」の各テーマにおいて、県民の行動を喚起
31日、第3回ヘルスプロモーションプロジェクト推進会議が開催された。
県ではかねてより、県民の健康づくりに向けて様々な取組みを行っているが、健康に無関心な層や働き盛り世代に対する働きかけ不足が課題として上がっていた。そこでこれまでの取組みの充実に、新たな取組みを加えた包括的な健康推進を県民運動とすべく、本会議はスタートした。第1回は5月に行われ、今回はその第3回目。
これまでの2回の会議およびワーキンググループの作業においては、同プロジェクトを「健康立県にいがた」とすることが決定。さらにそのスローガンおよびロゴマークが、9月の県民投票において決まった。スローガンは「はじめよう、けんこうtime」。
このスローガンおよびロゴマークを軸に、「食生活」「運動」「デンタルケア」「たばこ」「早期発見・早期受診」の5つのテーマにおいて、県民の具体的な行動を喚起するためのキャッチフレーズを決めるのが、第3回会議の議題の1つ目。決定したテーマ別キャッチフレーズ(メインコピー)については、次の通り。
・食生活:からだがよろこぶ、一皿を足そう。
・運動:意識ひとつで、すべてが運動になる。
・デンタルケア:あなたのための、歯のプロを。
・たばこ:たばこのない一服もある。
・早期発見・早期受診:健診・検診で未来の自分を、みつめよう。
今後は、これらの各キャッチフレーズがロゴマークとともにあしらわれたポスターなどが、そのテーマに関連する場所に掲示される予定。例えば「食生活」のポスターであれば、スーパーに設けられた減塩をメインにした総菜コーナーに掲示されるといった具合だ。
2つ目の議題は、「健康立県にいがた」推進のもう一方の柱である、本会議を構成している各団体の、県民運動の推進に向けた取組みについて。医薬業界や小学校から大学までの各学校、企業団体、マスコミら計34団体における、それぞれの領域ですでに実施あるいは予定されている県民運動推進方法についての確認がなされた。
今後は各団体から、「はじめよう、けんこうtime」のスローガンおよびロゴマークを使用した掲示、配布物、名刺、封筒等の使用が推進されることも見込まれる。ただし今現在は、啓発媒体におけるロゴマーク等の利用規定は、ワーキングチームにて作成中とのことだ。