関川村民交流センター「雲母里」に6次化加工室が完成 特産品など試作、製造を
大型冷蔵庫やオーブン、急速冷凍機など導入
関川村上関の村民交流センター「雲母里(きらり)」にこのほど、6次産業化の商品開発や製造ができる加工室が整備され、先月25日から利用が始まった。
施設を有効活用し、地域の活性化につなげようと村が整備したもので、加工室には大型冷蔵庫やオーブン、急速冷凍機、真空機器などを導入。村が食品営業許可を受け、利用者は菓子の製造をはじめ、ジャムや水煮のビン詰・缶詰、野菜等の冷凍、パックなどの作業ができる。
利用は基本的に村在住者が対象で、使用料は半日750円から。休憩や交流などに使える大広間(使用料同額)もある。村総務政策課観光・地域政策室の須貝悠主査は、「一般家庭にはない設備で大量調理もできる。村の食材などを使って、特産品やお土産品ができれば。多くの人に利用してもらい、製造、販売につなげてほしい」と呼び掛けていた。問い合わせは、同課☎(64)1478へ。
村上新聞2019年11月3日号