越後本ズワイガニの一斉解禁を祝うイベントが11月8日からネスパスで開催
新潟越後広域水産業再生委員会は11月8日から10日まで、東京・表参道新潟館ネスパスで、11月6日に一斉解禁となる越後本ズワイのイベント「うまさぎっしり『越後本ズワイガニ』」を行う。越後本ズワイのPR資料を展示するほか、カニ汁を販売(カニ汁のカニは越後本ズワイではない)。また同委員会に所属する漁協の加工品なども販売する。10時半から18時まで(初日は13時から、最終日は16時まで)。
新潟県のズワイガニ漁獲量は全国6位だが、「越前ガニ」「松葉ガニ」などと比べて知名度の低さが課題となっていた。そんななか、平成29年、新潟のズワイガニを全国に知ってもらおうと、厳しい選別基準(800g以上のオス、身がぎっしり詰まっている、泥を吐かせたもの、出荷時に生きているものなど)をクリアしたズワイガニを「越後本ズワイガニ」と名づけて出荷を始めた。3年目となる今シーズンは来年4月30日までに水揚げされたズワイガニを翌日中に首都圏などに出荷していくという。
なお村上市~糸魚川市と粟島浦村で漁獲されたズワイガニ(オス)のうち、越後本ズワイガニと名付けられたものは、100匹中で1匹だけだったという(平成29年、30年実績)。
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