北陸信越運輸局が新潟県を含む管轄4県の自動車・観光業の功労者を表彰
北陸信越運輸局(新潟市中央区)は5日、新潟市内で、自動車・観光業の功労者に対する表彰式を行った。表彰を受けたのは、北陸信越運輸局が管轄する4県(新潟・長野・富山・石川)の自動車・観光業の事業者や従業員、総勢144人。表彰式は今回を含めて計5回に分けて4県で行われる予定であり、今日が第1回目となる(新潟県のみ2回実施)。
この日は、中越トラック(新潟県長岡市)の代表取締役社長を務める高桑克典氏や、新潟いすゞ自動車(新潟市中央区)の代表取締役を務める上原恒氏を含む21人が事業功労者として表彰された。このほか、永年勤続功労者32人、運行管理功労者1人の表彰が行われた。
来賓の新潟県自動車整備振興会の会長を務める樋口誠氏は、「運輸業界を取り巻く情勢は、人手不足に伴う雇用問題、自動車技術の進展による先進安全装置への対応、環境保全に対する社会的要求の高まりなど多くの課題を抱え、早急な対応が求められている。今こそ、皆様の多年にわたる貴重な経験と優れた力を借りて乗り切りたい。本日の受賞を契機に、更なる研鑽を重ねて業界の発展に一層寄与していただきたい」と祝辞を述べていた。
サムズオート村上(新潟県村上市)の代表取締役を務める斎藤文一氏は受賞者を代表し、「私ども受賞者一同は、表彰いただいた感激を終生忘れることなく精進し、運輸関係事業の更なる発展のために励んでまいりたい」と謝辞を述べていた。