新潟県妙高市の入村明市長が定例記者会見、一般会計補正予算などを発表

妙高市の入村明市長

新潟県妙高市の入村明市長は22日、定例記者会見を開き、12月議会に提出する一般会計補正予算などを発表した。

一般会計補正予算について

一般会計補正予算額は1億7,037万1,000円で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に8,671万円、新型コロナウイルスワクチン接種事業に5,640万4,000円を計上した。

11月2日現在、妙高市内の2回目接種済者数は2万5,000人で、2回目接種から8か月を経過した接種対象者に接種券を順次送付する。医療従事者などは来年1月から、社会福祉施設などの入所者や65歳以上の高齢者は来年2月から、18歳から64歳までは来年4月下旬からとなる予定で、妙高市の担当者は「すべての接種を7月中旬までに終了させたい」としている。

また、障がい者自立支援事業などのその他に2,725万7,000円を計上した。

入村市長は「ワクチン接種は少しでも早く進めていきたい。新型コロナウイルスは寒くなると感染が怖いという一面があるので、気持ちを引き締めていかなければならない。マスク、手洗い、消毒、検温などを続けるべきだ」と話した。

地域応援ギフト券を交付

新型コロナウイルス感染症対策の一環として、市民全員に地域応援ギフト券を交付する。妙高市の住民基本台帳に今年10月31日現在記録されている人を対象に、1万円のギフト券を配布し、さらに0歳から中学3年生までの子どもがいる場合は、追加で1人当たり1万円のギフト券を配る。

ギフト券は1冊1,000円×10枚つづりで、妙高市内に本社・本店のある同事業に参加している店舗。使用期間は12月13日から来年1月16日までで、市から世帯主宛てにゆうパックで郵送される。

ライチョウ保護のためのクラウドファンディングについて

市は絶滅の可能性がある妙高市火打山のライチョウの保護調査活動の原資とするため、今年で4年目のクラウドファンディングを12月21日まで実施している。昨年の実績が142万3,000円だったため、今年も目標金額を140万円に設定した。

寄付金の使途は、ライチョウ保護のための、調査機材や人件費、調査結果の分析費用などで、このクラウドファンディングは15日から実施しており、22日現在の金額は12万3,000円となっている。

返礼品は3,000円以上の人にはライチョウをデザインしたバッジ、1万円以上の人にはT シャツを進呈する。

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