生命保険協会新潟県協会が新潟市新津鉄道資料館(新潟市秋葉区)にAEDを寄贈

生命保険協会新潟県協会(新潟市中央区)は13日、新潟市新津鉄道資料館(新潟市秋葉区)にAEDを寄贈した。生命保険協会新潟県協会は22の民間生命保険会社で成り立っている組織。長年にわたり、加盟する保険会社で働く職員および営業職員約5000人から募金を集め、これを財源とする地域の社会貢献活動を推進。審査選考の上、多くの人々が訪れ、高い公共性を有する施設に対し、救命機器や福祉巡回車両などを寄贈している。

新潟市新津鉄道資料館の実物車両の前で贈呈式が行われた。生命保険協会新潟県協会の会長を務める池上茂樹氏(第一生命保険株式会社新潟支社長)が、新潟市新津鉄道資料館長の高山栄一氏に贈呈した。

新潟市新津鉄道資料館の高山栄一館長(写真左)

高山氏は「当資料館にAEDをご寄贈いただけることに感謝申し上げます。本来起こってはならないことですが、病気や突発的な事故といった万が一の事態が起こった時には、ご寄贈いただいたAEDを活用し、1人でも多くの人命を救いたい」と挨拶した。

生命保険協会新潟県協会の池上茂樹会長

また、池上氏は、「当協会は、生命保険事業の根幹にある“人の役に立つ”との思いに基づき、社会貢献を軸に活動しております。突然のアクシデントにより命を落とすような方が1人でも少なくなってほしいとの思いで、この度AEDを寄贈いたしました」と述べた。

贈呈式は、新潟市新津鉄道資料館を見学していた亀田カトリック幼稚園(新潟市江南区)の園児たちが見守る中で行われた

AEDを寄贈された新潟市新津鉄道資料館は、GW期間中には1日約1000人、年間を通じて約6万人の見学者が訪れる施設だ。館内には子供から大人まで楽しめる電車運行シミュレータをはじめ、日本の鉄道の歴史を知る様々な資料が展示されている。

寄贈されたAED

生命保険協会新潟県協会では今年5月までに、福祉巡回車両計26台、AED計21台を寄贈。また、県内ボランティアグループ281団体に対しても活動に必要な機材を寄贈しているほか、2017年から障がい者用車いすの寄贈や車いすを補助するポータブルスロープを寄贈するといった取り組みも始めている。

【生命保険協会新潟県協会】
加盟会社(50音順)/アクサ生命、朝日生命、アフラック生命、エヌエヌ生命、オリックス生命、かんぽ生命、ジブラルタ生命、住友生命、ソニー生命、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、第一生命、大樹生命、大同生命、太陽生命、東京海上日動あんしん生命、日本生命、富国生命、プルデンシャル生命、マニュライフ生命、三井住友海上あいおい生命、明治安田生命、メットライフ生命 計22社。
住所/新潟県新潟市東大通1丁目3番8号明治安田生命新潟駅前ビル8階
TEL/025-245-8981

【新潟市新津鉄道資料館】
住所/新潟県新潟市秋葉区新津東町2丁目5番6号
TEL/0250-24-5700
開館時間/午前9時30分から午後5時まで
休館日/火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始(12月28日から1月3日まで)
ホームページ/http://www.ncnrm.com/

AED贈呈式

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