煮干しラーメン「中華そば石黒」が、新潟市中央区に移転オープン
新潟市東区にあった煮干しラーメン「中華そば石黒」が先月、同市中央区弁天橋通に移転オープンした。
石黒の看板メニューは、来店客の7割が注文するという濃厚煮干しラーメン「極にぼ」。阿賀野市産の全粒粉を使用したモチモチ食感の特製麺が、煮干し、豚骨、鶏ガラ、野菜を合わせてじっくりと煮込んだとろみのある濃厚スープによく絡む。こってりなのにしつこくない。最後まで食べ飽きない1杯だ。
通常メニューはラーメン3種とつけ麺2種類。期間限定の特別メニューもある。移転を機に、「煮干しと貝の中華そば」と「煮干しと鶏の中華そば」をリニューアルしたほか、トッピングメニューには、ジューシーなチャーシュー3種に味玉と岩のりがのる「特製」を加えた。
「ラーメンには定型がないから面白い」と話す店主の石黒純一さんは、アルバイトから入った大手ラーメン店で、幾多の可能性を秘めているラーメンの奥深さに魅せられたという。それから12年腕を磨いたのち、2013年、「中華そば石黒」を東区に出店。煮干しはその時季一番いいものを使用するなど、採算よりも美味しさを追求した渾身の1杯を提供する。目でも味わってもらえるようにと、見た目の美しさにもこだわる。
また、他のラーメン店や居酒屋とコラボメニューを開発するなど、新しいことにも積極的にチャレンジする。「いろんな人と交流することで自分の成長につながる」と石黒さん。多くのラーメン店が立ち並ぶ弁天橋通で、これからも新たな挑戦を続ける。
【中華そば石黒】
住所/新潟市中央区弁天橋通1−4−33
営業時間/11:00~14:30、17:30~21:00
(月・火曜は昼の営業のみ)
席数/カウンター6席、テーブルカウンター8席、座敷10席