新潟看護医療専門学校村上校で「ともしびの灯」 病院実習へ自覚と決意新たに
ナイチンゲール誓詞を唱和
看護の道へ自覚と決意新たに―。村上市八日市の新潟看護医療専門学校村上校(的場巳知子校長)で7日、戴帽式にあたる行事「ともしびの灯」が開かれた。
同校多目的ホールで行われた行事には、保護者や実習先の職員らが見守る中、これから近隣の病院などで実習に臨む1年生41人(男8人、女33人)が参加。照明が落され厳かな雰囲気の中、学生たちはナイチンゲール像からキャンドルに火を移し、緊張した面持ちで一人ひとりが「患者の不安や痛みに寄り添える看護師になる」「信頼される看護師になる」などと誓いの言葉を述べた。
また学生たちは全員で「われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸せのために身を捧げん」などとナイチンゲール誓詞を唱和。あいさつした安藤とよ子副校長は「患者さんの不安が少しでも軽減し回復に向かう中で、実際の看護とは何かを感じ取り、誠実に病院実習に取り組んでほしい」と呼び掛けていた。学生たちはグループに分かれ、村上総合病院、瀬波病院、坂町病院、豊栄病院で実習に臨む。
村上新聞2019年11月17日号